


Ensemble Amoibe vol.60
- ベートーヴェン 七重奏曲 -
DATE
京都/2024/1/5 (金)
※京都公演は台風の影響で、2023年8月15日より延期となりました。
東京/2023/8/14 (月)【終了】
開場: 18:00 開演: 19:00 終演: 21:00
※18:45より奥田佳道氏によるプレトークを予定しています。
VENUE
京都/京都コンサートホール小ホール
東京/トッパンホール
おしゃれをしてご来場の皆様、
又は以下のSNSをフォローいただき
合言葉をご存知の皆様に、
公演をより楽しむことができる
「ブラボーグッズ」をプレゼント
※当日、プレゼントブースにお立ち寄り下さい。
PROGRAM
ベートーヴェン/
交響曲 第1番 ハ長調 作品21
(七重奏編成版 [編曲:内門卓也])
七重奏曲 変ホ長調 作品20
ARTISTS

石上 真由子(ヴァイオリン)
篠﨑 友美(ヴィオラ)
上村 文乃(チェロ)
幣 隆太朗(コントラバス)
アレッサンドロ・ベヴェラリ(クラリネット)
長 哲也(ファゴット)
福川 伸陽(ホルン)
TICKETS
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一般 5,000円
-
学生 1,000円
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NEWS
【延期に伴うチケットの対応について】
すでにチケットをご購入の方で、延期公演にお越しいただけます方は、現状のチケットをそのままお使いいただけます。
払い戻しをご希望の方は以下期間内にお手続き下さいませ。
払い戻しご申請期間:2023年8月22日(火)〜9月10日(日)迄
※各販売元からのご連絡に基づきご対応下さい。手数料が発生する場合がございます。
・teketでご購入の方:teketよりご購入時に登録のメールアドレスへご連絡いたします。
お問い合わせ:Ensemble Amoibe 運営事務局 お問い合わせフォーム
・京都コンサートホール/ロームシアター京都からご購入の方:京都コンサートホールチケットカウンターより、順次ご連絡いたします。
お問合せ:京都コンサートホールチケットカウンター 075-711-3231(窓口・電話とも10:00-17:00 ※第1・3月曜日休館)
Ensemble Amoibeの一般社団法人化に伴い、石上真由子・Ensemble Amoibeの活動を支援する会 「あもいべ いしがみ屋」が創設されました。当日の有料パンフレットのプレゼントや公演のアーカイブ映像配信等、様々な特典をご用意しております。
掲載情報
駅広告 掲載
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東京 京王 初台駅 /メトロ 六本木一丁目駅:7月24日〜8月6日
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京都 地下鉄 北山駅:8月1日〜8月31日
「ぶらあぼONLINE」 掲載
「日本経済新聞」7/7夕刊(関西版) 掲載
「音楽の友」8月号 掲載
「サラサーテ」8月号【vol.113】掲載

MESSAGE
第60回記念公演は、タイトルの通り、ベートーヴェンの《七重奏曲 変ホ長調 作品20》をメインに据えました。前半には、今回のために内門卓也氏に七重奏版に編曲いただいたベートーヴェンの交響曲第1番をカップリングします。ヴィルトーゾピアニストとしてではなく、作曲家としてウィーンで広く認知される様になってきたベートーヴェンが、宮廷劇場であるブルク劇場で、満を持して初プロデュースした自主公演で、モーツァルトの交響曲やハイドンの天地創造、彼自身のピアノ協奏曲第1番と共に演奏したのが、この2作品です。若きベートーヴェンの野望が詰まったコンサートを一部再現する様な形で、1800年4月のブルク劇場にタイムトラベルしていただく様な心持ちで公演に参加していただけたら嬉しいです。
これまでは、公演に来ていただいた方にいかに楽しんでいただくか ということばかりを考えてきましたが、今回は、公演に行くまでの楽しみも増やせないか、ということを考えました。 自分がコンサートへ行く時のことを振り返った時、コンサートに行くまでの道のりの中に楽しみもあったことを思い出したからです。 どんなお洋服を着て行こうか、誰を誘おうか、ホールに行く前にここへ寄って行こう、コンサートの後はあそこでお酒を飲んで余韻に浸ってから帰るのもいいな・・・そんなことを考えるのが、案外コンサートへ行く計画を立てる時の楽しみだったりするのです。 コンサートのためにお出かけする、そこに付随するお楽しみの部分を少しでも増やせたらいいなと思っています。
ヴァイオリニスト
Ensemble Amoibe 主宰
出演者プロフィール
石上 真由子 Mayuko Ishigami
ヴァイオリン
第77回日本音楽コンクール第2位、併せて聴衆賞及びE・ナカミチ賞受賞。第7回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽部門第1位、全部門最優秀賞及びコンチェルトデビュー賞受賞。第5回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール第4位受賞。第14回チェコ音楽コンクールヴァイオリン部門第1位受賞。バルトークコンクールにて特別賞受賞。
題名のない音楽会、NHKクラシック音楽館、NHK-FM名曲リサイタルやリサイタル・ノヴァ、NHK-FM「ブラボー!オーケストラ」等に出演。
東京交響楽団、東京都響交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ブラショフ国立交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、旧 東京ニューシティ管弦楽団(現 パシフィックフィルハーモニア東京)、セントラル愛知交響楽団など、国内外で多数のオーケストラと共演。
Charlottesville Chamber Music Festival(アメリカ)・Festival Academy Budapest(ハンガリー)・Elba Isola Musicale d'Europa(イタリア)、Lobero Theatre Chamber Music Project(アメリカ)など、欧米各地の音楽祭・演奏会に出演。
ソロ活動と共に、長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山のメンバーとしても活躍。室内楽コンサートシリーズEnsemble Amoibe (http://www.ensembleamoibe.com)主宰。
Music Dialogueアーティスト。CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。京都コンサートホール登録アーティスト。公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。
令和元年度 京都市芸術新人賞受賞。2019年度・2021年度音楽クリティック・クラブ賞 奨励賞受賞。令和元年度 大阪文化祭賞奨励賞受賞。2019年度第29回青山音楽賞 青山賞受賞。フィリップ・グラス『浜辺のアインシュタイン』(ザ・フェニックスホール主催・2022.10出演)公演が令和4年度 文化庁芸術祭大賞を受賞。藤堂顕一郎音楽褒賞基金 第42回 藤堂音楽賞受賞。
日本コロムビアOpus Oneより「ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ」(レコード芸術準特選盤)、DENONレーベルより「ブラームス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番(ピアノ:鈴木優人)」(レコード芸術特選盤)、ALTUSレーベルより「ラヴェル:ツィガーヌ(坂入健司郎指揮)」好評発売中。

篠﨑 友美 Tomomi Shinozaki
ヴァイオリン
1995年桐朋学園大学を首席で卒業。
1992年東京国際音楽コンクール室内楽部門において「齋藤秀雄賞」受賞。
1994年ライオネル·ターティス国際ヴィオラコンクール特別賞受賞。
1997年ミュンヘン国際音楽コンクール第3位入賞。
2002年~2021年3月まで、新日本フィルハーモニー交響楽団首席奏者を務め、現在東京都交響楽団首席奏者。ソリスト、室内楽奏者としても幅広く活躍しており、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等、数多くのフェスティバルに参加。
紀尾井ホール室内管弦楽団、トリトン晴れた海のオーケストラ、サイトウ·キネン·オーケストラ、ラ·ストラヴァガァンツァ東京等のメンバー。桐朋学園大学非常勤講師。
上村 文乃 Ayano Kamimura
チェロ
2020年に7年間の留学生活を終え帰国。オーケストラとの共演や国内外での室内楽での演奏も高く評価されている。現在ではモダンチェロの演奏にとどまらず、ピリオド楽器を用いた歴史的演奏法にも取り組み、双方において第一線で活躍の場を広げる稀有なチェリストである。
2022年インディアナポリスバロック国際コンクール優勝。第23回ホテルオークラ音楽賞受賞。
6歳よりチェロをはじめる。
桐朋女子高等学校(音楽科)卒業後、桐朋学園大学ソリストディプロマコース、ハンブルク音楽演劇大学、バーゼル音楽院、スコラカントゥルムバーゼル(古楽科)にて学ぶ。
第5回東京音楽コンクール弦楽部門第2位。第4回ルーマニア国際音楽コンクール弦楽器部門第1位およびルーマニア大使館賞受賞。第80回日本音楽コンクール第2位。第65回全日本学生音楽コンクール大学の部第1位および日本放送協会賞受賞。イタリアトレヴィーゾ国際音楽コンクールにて優勝。
ヤマハ音楽振興会、ジェスク音楽振興会、明治安田クオリティオブライフ海外音楽研修生助成、ロームミュージックファンデーション、文化庁新進芸術家海外研修制度より奨学金を授与される。
これまでに東京フィル(小林研一郎)、読売交響楽団(下野竜也)、京都交響楽団(鈴木優人)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団(沼尻竜典)、ワロニー王立室内管弦楽団(フランク・ブラレイ)、バーゼル交響楽団(クリストフ・ゲトショルド)等と共演。
深澤亮子氏、徳永二男氏、樫本大進氏等の世界的な演奏家と室内楽を共演。
また、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、北九州国際音楽祭、東京・春・音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、ル・ポン国際音楽祭、アスペン音楽祭(アメリカ)、ピアティゴルスキーチェロフェスティバル(アメリカ)、チェロビエンナーレアムステルダム(オランダ)、モニゲッティ&フレンズ(スイス)等に出演。
TV朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「クラシックサロン」、NHK-Eテレ「おんがくのおもちゃばこ」等に出演。
チェロを熊澤雅樹、井上雅代、毛利伯郎、堤剛、アルト・ノラス、イヴァン・モニゲッティ、ソル・ガベッタの各氏に、室内楽を原田幸一郎、徳永二男、クァルテット・エクセルシオの各氏に、古楽奏法をクリストフ・コワン氏に師事。
サントリーホール室内楽アカデミー第一期生。古楽アンサンブル「ムジカ・アミチ」創立者。
トリパルティ・トリオ(Vn米元響子、Pf菊池洋子)やバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとしても活躍中。 https://www.ayano-kamimura.com
幣 隆太朗 Ryutaro Hei
コントラバス
10歳より、故・奥田一夫に手ほどきを受ける。
1999年、兵庫県立西宮高校音楽科卒業、同年、東京藝術大学入学。
2001年、渡独。ドイツ・ヴュルツブルク音楽大学入学、11年同大学院卒業。
同年ベルリン国立歌劇場のアカデミー試験に合格。
07年、SWR交響楽団(旧シュトゥット
ガルト放送交響楽団)に入団。
現在、同楽団団員として、ドイツ国内外でのソロリサイタル、小菅 優、樫本大進など、世界を代表するソリストとの室内楽の共演多数。
10年よりサイトウ・キネン・オーケストラメンバー。
文屋充徳、奥田一夫、河原泰則、永島義男、南出信一、村上満志、山本 修、マティアス・ヴィンクラーの各氏に師事。
14年より、白井圭、横坂源と共に、ルートヴィヒ・チェンバー・プレイヤーズ結成。
16年、兵庫県芸術奨励賞、神戸市文化奨励賞受賞。
17年、関西クリティッククラブ賞受賞。

アレッサンドロ・ベヴェラリ Alessandro Beverari
クラリネット
1988年ヴェローナ生まれ。9歳よりクラリネットを始める。2009年ヴェローナE.F.ダル・アバコ音楽院を最高得点で卒業。2008年にヴェローナを代表するオーケストラ、アレーナ・ディ・ヴェローナとモーツァルトのクラリネット協奏曲でデビュー。2009年から2011年、ピアチェンツァ音楽院(イタリア)でパオロ・ベルトラミニの薫陶を受ける。2012年から2016年にかけ、ジュネーブの高等音楽学院“Haute Ecole de Musique”でロマン・ギュイオに師事、修士号を取得。2016年よりローマ・サンタ・チェチーリア音楽院でアレッサンドロ・カルボナーレに師事。イタリアの主要クラリネット・コンクールのほとんどを受賞する。ベヴェラリの得意分野の一つは室内楽で、ピアニスト石井美由紀他のアンサンブルでの共演も定期的に行っている。ゲルギエフ、準メルケル、アンドリス・ポーガ指揮による札幌パシフィック・ミュージック・フェスティヴァルにも参加した。2017年より、東京フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者に就任、東京在住。近年では、マルコ・フィオリンド国際クラリネット・コンクール(トリノ)、東京音楽コンクール、アウディ・モーツァルト・クラリネット・コンクール(ロヴェレート)で優勝、第4回ジャック・ランスロ国際コンクール(横須賀)で優勝、聴衆賞、浜中賞を受賞した。2019年ではチャイコフスキー国際コンクール管楽器 (木管楽器・金管楽器) 部門3位。レオシュ・ヤナーチェク国際コンクール1位。
長 哲也 Tetsuya Cho
ファゴット
福岡県北九州市出身。11歳よりファゴットを始める。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。フランス国立リヨン高等音楽院(CNSMDL)大学院修了。
東京藝術大学卒業と同時に東京都交響楽団首席ファゴット奏者に就任。第30回日本管打楽器コンクールファゴット部門第2位。同声会賞受賞。第48回北九州市民文化奨励賞受賞。2019年度文化庁新進芸術家海外研修生(フランス、リヨン)。
2015年東京オペラシティ文化財団主催、リサイタルシリーズ「B→C」に出演。2018年フォンテックよりデビューCD「SOLILOQUY」をリリースし、「レコード芸術」にて特選盤に選ばれる。
NHK「らららクラシック」やテレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」等にも出演。北九州国際音楽祭、東京・春・音楽祭などにも定期的に出演している。
ファゴットを、永江恵子、石川晃、水谷上総、Carlo Colomboの各氏に師事。
現在、東京都交響楽団首席ファゴット奏者。

福川伸陽 Nobuaki Fukukawa
ホルン
−私は彼をこう称える。素晴らしい演奏家であり、芸術家だ−リッカルド・ムーティ
−天賦の才とカリスマ性を持った音楽家である−パーヴォ・ヤルヴィ
ホルンのソリストとして、世界的に活躍している音楽家の一人。NHK交響楽団首席奏者として、オーケストラ界にも貢献した。第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。
ソリストとして、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、香港交響楽団、NHK交響楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、横浜シンフォニエッタ、兵庫芸術文化センター管弦楽団、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団他と共演している。
国内外の重要な指揮者の信頼も篤く、ファビオ・ルイージ、クリストフ・エッシェンバッハをはじめ、故ビエロフラーヴェクなどの絶賛を受けている。
ロンドンのウィグモアホールをはじめ、ロサンゼルスやブラジル、北京などでリサイタルをするなど、世界各地から数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリストとして多数出演。
その演奏は多くの作曲家にインスピレーションを与え、福川伸陽のために書かれた作品は、久石譲「The Border」、藤倉大「ホルン協奏曲第2番」「ゆらゆら」「ぽよぽよ」「ざざざ」「はらはら」、吉松隆「Spiral Bird Suite」、田中カレン「魔法にかけられた森」、川島素晴「Rhapsody in Horn」、酒井健治「In a blink」「告別」、鈴木優人「世界ノ雛型」「モーツァルティアーナ」「Romantissimo」、狭間美帆「Letter from Saturn」「源平音楽絵巻」など数十曲に及ぶ。
室内楽奏者としては、ライナー・キュッヒル(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)、ハインツ・ホリガー(オーボエ奏者、作曲家)などと共演しているほか、日本人ソリスト達で構成される木管アンサンブル「東京六人組」などで積極的な活動を展開。
ピリオド楽器での演奏にも力を注ぎ、バロックホルンやナチュラルホルンの演奏者としてバッハ・コレギウム・ジャパンを中心に、室内楽や録音においても欠かせない奏者の一人となっている。
リサイタルや室内楽、協奏曲の演奏は、NHK、テレビ朝日、フジテレビをはじめ、ドイツ、イタリアなどでも放送された。
キングレコードより4枚のソロCD、モーツァルトのホルン協奏曲全集、リヒャルト・シュトラウスの協奏曲第2番のライブレコーディングや、オクタヴィアレコードより多数の室内楽CDをリリースし、音楽之友社刊「レコード藝術」誌上にて特選版に選ばれている。
国際ホルン協会評議員、東京音楽大学准教授。
